こんにちは。銀座校の村田です。
今回はPythonで一瞬でできるファイル整理のプログラムを紹介します。
以下のような「日報」フォルダには毎日各部署から報告が送られてきます。
残念ながらファイル名に決まったルールがなく部署ごとに様々な名称で日付と部署名を入れてファイルが送られてきます。

Pythonを使うと一瞬で以下のように作成日ごとのフォルダを作成してファイル整理が可能です!


こちらが実際のコードです。
作成したファイルは「ファイル整理.py」で今回は保存しています。
import os
from pathlib import Path
import shutil
from datetime import datetime
path = Path(file).parent
directory = path / '日報'
for filename in os.listdir(directory):
if filename.endswith('.txt'):
# ファイルの作成日を取得
creation_date = datetime.fromtimestamp
(os.path.getctime(directory / filename))
date_folder = creation_date.strftime('%Y-%m-%d')
# 日付ごとのフォルダを作成
if not Path(directory / date_folder).exists():
Path(directory / date_folder).mkdir()
# ファイルを日付フォルダに移動
shutil.move(directory / filename, directory / date_folder)
「ファイル整理.py」を「日報」フォルダと同じフォルダ内に設置するだけです。

次の2か所だけ環境によって合わせてください。
まずこちらがフォルダ名です。他のフォルダ名であれば修正します。
directory = path / '日報'
テキストファイル(.txt)を対象にしています。テキストファイル以外を対象にする際は拡張子を修正します。
if filename.endswith('.txt'):
これだけで簡単に作成日を元にフォルダを作成してファイル整理ができます!
今回は作成日で分類しましたが特定のキーワードを含むファイルを対象にカテゴリ分けしたりといったことも可能です。
このようにPythonはちょっとした業務効率化からAI・機械学習・データ分析など幅広く利用されている言語です。
パソコンスクールISAではこのような業務効率化を行うためのPython講座も用意しています。
ちょっと触ってみたいという方は是非、無料体験レッスンを実施していますのでご参加ください。
申込は以下URLより可能です。