【Illustrator】ブレンドツールで図形や色をなめらかにつなぐ方法!

こんにちは、ISAパソコンスクール銀座校です。

10月も中旬になり、秋らしい過ごしやすい日が増えてきましたね。朝晩は少し肌寒く感じる日もありますので、体調に気を付けてお過ごしください。

さて、今回はAdobe Illustratorの便利な機能をご紹介します! Illustratorでデザインを作成していると、「図形を少しずつ変化させたい」「色をなめらかにつなげたい」と思うことはありませんか?

そんなときに活躍するのが、「ブレンドツール」です。2つの図形や色の間に中間のオブジェクトを自動で作成できるため、色や形が変化するデザインを手軽に作ることができます。

1. ブレンドツールとは?

ブレンドツールは、複数のオブジェクトの間に中間の形や色を自動で作成する機能です。始点と終点になるオブジェクトを用意すると、その間をつなぐように中間のオブジェクトが並びます。

例えば、次のような表現ができます。

  • 小さな円から大きな円へ、少しずつサイズを変化させる
  • 緑色の図形から青色の図形へ、色を変化させる
  • 形や位置の異なる図形をつなぎ、動きのあるデザインを作る
ポイント!
ブレンドは、色を変化させるだけの機能ではありません。図形の大きさや形、位置などを組み合わせることで、さまざまなデザインに応用できます。

2. ブレンドの基本的な使い方

まずは、2つの円を使って基本操作を確認してみましょう。

STEP 1 2つの図形を作成する

楕円形ツールなどを使い、小さな円と大きな円を作成します。それぞれ違う色にしておくと、ブレンドしたときの変化がわかりやすくなります。

ブレンドする前の大小2つの円

ブレンドする前の図形。大きさと色の異なる円を用意します。

STEP 2 2つの図形を選択する

選択ツールで、作成した2つの図形を両方選択します。

STEP 3 ブレンドを作成する

メニューバーから オブジェクト → ブレンド → 作成 を選択します。

すると、2つの図形の間に中間のオブジェクトが自動的に作成されます。

ブレンドを作成して中間の円が並んだ状態

ブレンド作成後。円の大きさと色が少しずつ変化しています。

ここが便利!
中間の図形を一つずつ作る必要はありません。始点と終点のオブジェクトを用意するだけで、その間を自動でつないでくれます。

3. ブレンドの間隔や数を変更する

ブレンドを作成したあと、「中間の図形をもっと増やしたい」「図形同士の間隔を調整したい」と思ったときは、ブレンドオプションを使いましょう。

対象のブレンドを選択し、 オブジェクト → ブレンド → ブレンドオプション から設定できます。

Illustratorのブレンドオプション画面。間隔をステップ数に設定

ブレンドオプションでは、中間のオブジェクトの数や間隔を設定できます。

間隔の設定

間隔には、主に次の3種類があります。

  • スムーズカラー:色の変化がなめらかになるようにブレンドします。
  • ステップ数:始点と終点の間に作成する中間オブジェクトの数を指定します。
  • 距離:オブジェクト同士の間隔を指定します。

例えば、ステップ数を増やすと中間の図形が増え、より細かな変化を表現できます。数を少なくすると、図形が段階的に並ぶデザインになります。

設定の使い分け
  • 色をなめらかにつなげたい → スムーズカラー
  • 中間の図形の数を指定したい → ステップ数
  • 図形同士の間隔を指定したい → 距離

4. ブレンドを活用したデザイン例

ブレンドは、基本操作を覚えるだけでもさまざまな表現に応用できます。例えば、色の変化を使った装飾や、連続したラインを使ったデザインなどに活用できます。

ブレンドを活用して作成した青色と黄色の曲線デザイン

ブレンドを活用した完成作品。色と形の変化を組み合わせることで、動きのある表現ができます。

こんな場面におすすめ

  • ポスターやバナーの背景・装飾
  • ロゴやタイトル周りのデザイン
  • 色や形の変化を生かした模様作り
デザインのコツ!
最初は円や四角形などのシンプルな図形から試してみましょう。色・大きさ・位置を少しずつ変えるだけでも、ブレンドの効果を実感できます。

5. ブレンドを編集するときのポイント

ブレンドを作成したあとも、元となる図形を編集することで仕上がりを調整できます。

  • 始点や終点の図形の色を変更する
  • 図形の大きさや位置を変更する
  • ブレンドオプションで中間のオブジェクト数を調整する

また、ブレンドを通常の図形に分解したい場合は、対象を選択して オブジェクト → ブレンド → 拡張 を実行します。

ただし、拡張するとブレンドとしての編集ができなくなるため、後から調整する可能性がある場合は、拡張前のデータを残しておくと安心です。

まとめ

ブレンドツールを使うと、2つのオブジェクトの間に中間の形や色を自動で作成できます。
  • 2つのオブジェクトを選択してブレンドを作成する
  • ブレンドオプションで間隔や数を調整する
  • 色や大きさ、形の変化をデザインに活用する

ブレンドツールは、基本操作を覚えると、さまざまなデザインに応用できる便利な機能です。ぜひ実際に操作しながら、自分だけの表現を見つけてみてください!

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