Excel中級編|知っておくと作業効率が激変する便利機能5選
こんにちは。パソコン教室ISA池袋校のkurosawaです。
「Excelの基本操作はできるけど、もう一歩ステップアップしたい!」という方へ。
この記事では、実務でもすぐに使えるExcel中級者向けの便利機能5選を紹介します。
今日から使えるテクニックで、あなたのExcel作業が一気にスピードアップします!
① VLOOKUP関数でデータを自動検索
複数の表からデータを引き出すときに便利なのが VLOOKUP関数 です。
使い方の基本:
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)
たとえば、商品コードから商品名を自動表示したいときなどに使えます。
💡ポイント:
範囲の左端列に検索値がある必要があります。より柔軟に使いたい場合は XLOOKUP 関数もおすすめ。
② 条件付き書式でデータを自動で色分け
大量のデータの中で、特定の条件に当てはまるセルを目立たせるには 条件付き書式 が便利です。
- 対象範囲を選択
- [ホーム] → [条件付き書式] をクリック
- 「セルの強調表示ルール」や「新しいルール」から条件を設定
例: 売上が10万円以上のセルを自動で緑色に。
見やすくなるだけでなく、データ分析のスピードもアップします。
③ 絶対参照で効率的に数式をコピー
数式をコピーしたときに参照セルがズレて困ったことはありませんか?
$記号を使って、参照セルを固定するのが「絶対参照」です。
=A1*$B$1
このように指定すると、数式をコピーしても「B1」は固定されます。
💡ポイント: F4キーを押すと自動で$が切り替わります(相対・絶対参照の切り替え)。
④ ピボットテーブルでデータを一瞬で集計
大量のデータをまとめたいときに大活躍するのが ピボットテーブル。
- データ範囲を選択
- [挿入] → [ピボットテーブル] をクリック
- 行・列・値エリアに項目をドラッグして集計完了!
表を作り変えることなく、簡単に分析やレポートが作れます。
⑤ フィルター機能で必要なデータだけを表示
Excelの「フィルター」は、データの抽出や条件検索に欠かせない機能です。
- データ範囲を選択
- [データ] → [フィルター] をクリック
- 列タイトルに表示される▼をクリックして条件を指定
💡応用: 複数条件を組み合わせて検索することも可能。
📊 まとめ:中級者への第一歩は「使い慣れた機能+1」
- VLOOKUPで自動検索
- 条件付き書式でデータを可視化
- 絶対参照で効率化
- ピボットテーブルで分析
- フィルターで抽出
基本操作に慣れてきたら、これらを少しずつ使いこなすことで中級者レベルにステップアップできます!
ぜひ実際の業務などで試してみてくださいね。

