Excelの新しい関数

Excel2019以降のバージョンでは便利な新関数が続々と登場しています。

今日は2019から追加された統計関数MAXIFSとMINIFSについてご紹介します。

これらは皆さんがよく使っているSUMIFS,AVERAGEIFS,COUNTIFSと似ています。

MAXIFS 関数は複数の条件に対応する範囲の中から最大値を返します。

MINIFS 関数は複数の条件に対応する範囲の中から最小値を返します。

書式はMAXIFS(最大範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …, 条件範囲126, 条件126)

MINIFS(最小範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, …, 条件範囲126, 条件126)

式を設定する時の注意点はSUMIFS関数などと同じです。ここで共通の注意点について確認をしておきましょう。

[条件]はAND条件です。すべての[条件]に一致したセルに対応する最大範囲や最小範囲の最大値や最小値を求めます。
[条件]に文字列を指定する場合は「”」で囲みます。また比較演算子は文字列として指定します。
[最大範囲]の行数(列数)と[条件範囲]の行数(列数)は同じである必要があります。

これらに注意して是非有効活用してください。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!