【Excel365】知って得する「Let関数」計算がスッキリ！
こんにちは。Nakaiです。
台風5号はこのあたりでは特に大きな被害はなく、北上したようですね。
今年は雨が少ないので、お野菜の夏価格がちょっと心配ですが。。
さて、今日はExcel365限定の便利な関数のご紹介です！
LET関数ってなに？
通常のExcelでは、同じ計算を何度も書かなくてはいけない場面がよくあります。
例えばこんな式、見たことありませんか？
＝（A1+A2）*10+（A1+A2）*5
この場合、A1+A2という同じ計算を2回書いています。
これを一度だけ定義して、名前をつけて再利用できるのが「LET関数」なんです！
LET関数の基本の公式
=LET(名前, 値, 式)
もっと計算式が多いときは、下記のとおりです。
=LET(名前1, 値1, 名前2, 値2, …, 最後に計算したい式)
実際に使ってみよう！
上の式をLET関数で書くと、下記のとおりです。
=LET(x,A1+A2,x*10+x*5)
「A1+A2」を「x」として使い回せるようになります！
分かりやすくなるだけでなく、Excelの動作も少し速くなるんですよ。
どんなときに使えるの？
- 同じ計算を何度も使うとき
- 複雑な式をスッキリまとめたいとき
- 名前をつけて「意味のある式」にしたいとき
例えば、B2からB5のセルの成績の平均を出して、それに応じた評価をつける場合もIFS関数と組み合わせて便利に使えます！
=LET(avg, AVERAGE(B2:B6), IFS(avg>=80,”優”, avg>=60,”良”, TRUE,”可”))
この関数はMOS365エキスパート試験の範囲にもなっていますので、しっかり覚えておきましょう！
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